【イベント報告】7/29 長崎大学「海外留学中のリスクマネジメント―性暴力・セクハラから身を守るために―」

7月29日(木)長崎大学多文化社会学部で、先生方向けに登壇させていただきました。

長崎大学多文化社会学部では、毎年多くの学生が留学をしており、私たちSAYNO!は送り出す立場である先生方に知っておいて欲しいことをお話しました。イベントを担当してくださった細田尚美先生は、2020年9月に行った「女性・若手研究者がフィールドで直面するハラスメント」に参加しており、今回教鞭をとられている長崎大学での講演の機会を設けてくださいました。

当日は、学部の大多数の先生方、そしてこれから留学を控えている3名の学生が参加して下さりました。先生方からは、それぞれの地域や専門に基づいた貴重な意見をいただき、SAYNO!としてもまだまだ取り組まなくてはならない課題が、多く見えてきました。改めて、留学中の性暴力・セクハラについて考えさせられる貴重な機会となりました。

【イベント報告】7/18「留学先でのヘルスケアシリーズ#2 被害者にも加害者にもならないために」

7/18(日)「留学先でのヘルスケアシリーズ#2 被害者にも加害者にもならないために」にて、SAYNO!として登壇する機会を頂きました。

本イベントは、XPLANE主催のもと#なんでないのプロジェクトの福田和子さん、そしてSAYNO!がそれぞれお話をしました。

今回のイベントでは「自分の心身の健康を守るために」そして「相手を傷つけないために」何ができるのかという視点で留学先で起こりうる性暴力、選択できる避妊オプションについて議論がされました。海外経験が豊富な、XPLANEの皆さま、#なんでないのプロジェクトの福田和子さんからは学ぶことが沢山あり、海外では常識だけど日本にはない避妊のオプションや性に対する考え方など、大変勉強になりました。SAYNO!の活動にも何度も励ましのお言葉をいただき、改めて私たちの活動の意義を感じる時間となりました。

【イベント報告】7/12 国際教養大学にてSAYNO!のマニュアルを配布しました

7月12日(月)国際教養大学の「留学セミナー」にてSAYNO!のマニュアルを配布させていただきました。

今回のセミナーではこれから留学を控える学生の皆さんに、留学中に起こりうるリスクと対処法、そして国際教養大学の危機管理サポートについて伝えられ、そしてSAYNO!の留学中のセクハラ・性被害についてのマニュアルについてご紹介頂きました。

国際センターの方とお話しする中で、SAYNO!の活動に対する激励のお言葉をいただき、今後のさらなる活動に向けて背中を押していただいたイベントとなりました。

【イベント報告】6/16 関西大学「危機管理セミナー」

6月16日(水)関西大学主催「危機管理セミナー」にてSAYNO!が登壇させていただきました。


今回のセミナーではこれから留学を控える学生の皆さんに、海外で起こりうるリスクと対処法、そして関西大学の危機管理サポートについて伝えられ、SAYNO!からはその中でも留学中のセクハラ・性被害についてお話させていただきました。
事前打ち合わせの段階から、職員の皆さまに「ぜひこれから留学に行く学生や、学生を留学に送り出す立場の人に聞いてもらいたい」と前向きなお言葉をいただいており、多くの学生や職員の方々に、留学セクハラの実態や対処法をお伝えすることができました。


セミナーのすり合わせを行う中で、留学セクハラの深刻さや、私たちの活動の意味に深い理解を示していただき、更に精進していこうと気が引き締まる機会となりました。

【イベント報告】11/10 東京外国語大学「女性のための危機管理説明会」

11月10日(火)東京外国語大学主催「女性のための危機管理説明会」にてSAYNO!が登壇させていただきました。

東京外国語大学では毎年多くの学生が留学をしており、留学中の危機管理の一環として性犯罪被害防止に取り組んでいることから、私たちSAYNO!と協働していただくことになりました。

説明会では、まず留学支援共同利用センターの方から東京外大の学生の被害についてアンケート結果が共有され、自分の身にも起こりうることだと認識するよう注意喚起がされたうえで、万が一被害に遭ってしまった場合の学内の相談窓口(留学生課やハラスメント相談室など)も紹介されました。SAYNO!からは実際の被害者のエピソードや学生という弱い立場であるために被害に遭いやすいことをお伝えしました。

東京外国語大学には準備の段階から親身になっていただき、今後の活動を進めていくうえで大変励まされる機会となりました。

【イベント報告】9/24「女性・若手研究者がフィールドで直面するハラスメント」

9/24(木)「女性・若手研究者がフィールドで直面するハラスメント」にて、SAYNO!として登壇する機会を頂きました。

本イベントは共同研究「女性・若手研究者のフィールドワークにおけるハラスメントに関する共同研究」※主催、分野横断的にフィールドワーカーを繋げるNPO法人FENICS共催で行われ、第1回テーマとして学部生に焦点を当てた議論が行われました。

イベントは二部構成で開催され、SAYNOは第一部で団体設立の背景及び「留学生のための性暴力対策マニュアル」、海外での性被害の実例について発表を行いました。性暴力は地域を問わずどこでも起こりうること、特に学生は現地での人間関係を含め構造的に弱い立場に置かれやすいことをマニュアル作成背景とあわせて発表しました。第二部では津田塾大学の八塚春名氏によって「学生を送り出す側」から見たフィールドでの危機管理について指摘が行われました。

参加者の皆さまからは自身の体験談やSAYNO!への労いの言葉をいただき、今後のさらなる活動に向けて背中を押していただいたイベントとなりました。

※共同研究「女性・若手研究者とフィールドにおけるハラスメントに関する共同研究」(代表:大友瑠璃子、共同研究者:杉江あい・名古屋大学、堀江未央・岐阜大学、山口亮太・静岡県立大学/日本学術振興会特別研究員RPD)

【イベント登壇】9/24「女性・若手研究者がフィールドで直面するハラスメント」

FENICS共催サロン「女性・若手研究者がフィールドで直面するハラスメント」

第1回テーマ:学生が現地であう性被害

女性や学生および若手研究者のフィールドワークにおける安全を考える研究者と、分野横断的にフィールドワーカーを繋げるNPO法人「FENICS」が共催するイベントにSAYNO!が登壇します。フィールドワークにおける危機管理の中でも「学生が現地で遭遇する性暴力」に焦点を当てた本イベントでは、SAYNO!の「留学生のための性暴力対策マニュアル」作成の経緯や実際の経験談についてお話しする予定です。近年留学の手法が多様化するなか、行く側も送り出す側もその変化に即した危機管理意識を持つきっかけになればと考えています。留学を考えている学生、学生を送り出す大学関係者の方々など、多くの方のご参加をお待ちしております。


主催:共同研究「女性・若手研究者のフィールドワークにおける危険・問題と安全対策」

共催:NPO法人FENICS (https://fenics.jpn.org/)

協力:SAYNO!

日時:9/24(木)15:00-16:30(延長17:00まで)

開催:オンライン、無料

参加方法:

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSf9mYiPJB80QZm04Cgs77F5zx5jjwOI65HRbwFZ9UVrACIILA/viewform?vc=0&c=0&w=1&flr=0&gxids=7757

※申し込みは23日17:00まで


《プログラム》

15:00〜15:05 趣旨説明

15:05〜15:45 発表1

(1)「SAYNO!の設立背景:留学生の性被害アンケート調査とマニュアル作成について」

(2)「留学先での性被害の事例:①日本人による被害」

(3)「留学先での性被害の事例:②外国人による被害」

15:45〜16:05 発表2

八塚春名(津田塾大学)「学生を送り出す立場から、生じる葛藤や疑問」

16:05〜16:25 ディスカッション

16:25〜16:30 総括 椎野若菜(東京外国語大学・FENICS代表)

お問い合わせ:fieldworkandsafety@gmail.com

9/24(木)イベントで登壇が決定しました!

分野横断的にフィールドワーカーを繋げるNPO法人「FENICS」が主催するイベントにSAYNO!が登壇します。フィールドワークにおける危機管理の中でも「性暴力」に焦点を当てた本イベントでは、SAYNO!の「留学生のための性暴力対策マニュアル」作成の経緯や実際の経験談についてお話しする予定です。留学を考えている学生、学生を送り出す大学関係者の方々など、多くの方のご参加をお待ちしております。※詳細は決まり次第お知らせします。


日程:9/24(木)15-17時

開催:オンライン、無料(事前申込制※詳細は後日お知らせします)

#男女共同参画ってなんですか に賛同しています!

30歳以下の若者を対象としたプロジェクト「#男女共同参画ってなんですか」にSAYNO!として賛同しました。

「#男女共同参画ってなんですか」プロジェクトは、日本政府が本年8月実施予定の、第5次男女共同参画基本計画にかかるパブリックコメントを通して、男女共同参画に関し若者(30歳以下)の意見や現状を国に届け、第5次基本計画に反映させることを目標としているプロジェクトです。詳しくは、プロジェクトホームページをご覧ください。https://u30equal.com/

また、賛同団体として「#男女共同参画ってなんですか」のInstagramの投稿に掲載していただきました。

https://www.instagram.com/p/CEF-kNpJD1r/

朝日新聞朝刊で活動を紹介していただきました

2020年8月10日の朝日新聞朝刊で私たちの取り組み・被害者の声を取り上げて頂きました。

「こういう被害が起きているんだと事前に知っていれば、回避したり、自分は悪くないんだともっと早く気づけたりしたかもしれない」

サポート体制が比較的少なく情報弱者である学生が、所属企業の生活サポートや現地での日本人コミュニティとの繋がりがしっかりしている社会人から性被害に遭い、言語の問題や頼れる人がいないということから泣き寝入りせざるを得ない留学での性暴力の現状を分かりやすく記事にしていただきました。

記事は以下からご覧いただけます。

https://www.asahi.com/articles/ASN874WKNN84UTIL00K.html